突然ですがラーメンに入ってるもやしが嫌なんです、つぶあん然り、サラッといけるところに異物な食感があると非常に萎えてしまうたちなんです、麺類を食べる速さには大食い女王の菅原さんに勝るとも劣らないわたくしですが、完全にもやしという奴は麺の喉越しを楽しもうという私の心を潰しにかかり、そう簡単にツルツルやれると思うなよと言わんばかりの憎いあんちくしょうなのです、思えば私の人生もこしあんよりはつぶあん、中華そばよりはサンマーメン、何かと障害の多い人生に思えます、人生の凡ゆるシーンで必ず曲者と呼ばれる人と対峙しなくてはならない、ああ、面倒くせえ、何故にツルツルいかせてくれないのか、もうほうっておいておくれよ、と都度思うのです、しかし最近、二度目の成人式を迎えて、いや待てよ、もしかしたらこの私がもやし的な存在なのかも知れんと気づき始めたのです、いや、もやしやつぶあんは未だ周りに馴染もうとしているからいい、3歳くらいの時から一貫して協調性のない私はむしろもやし以上の障害物なんじゃなかろうか、一◯ちゃんについてくるチョコソース、マ◯クのポテトにかかってるチョコソース、そのレベルの異物、たまに「あ、意外といけるじゃん」って気に入ってくれる人がいる、ほんと、たまに、なるほど、だから友達いないんだな、納得