北の国からどうも。
食い倒れ、温泉につかり倒し、これでもかってくらい遠くを眺めすぎて帰ってきました。
いやあはぁ…いいねぇ、北海道。
いやあはぁ…でかいねぇ、北海道。
北海道の左下(道南)の二股みたいな部分をぐるりと回るだけでお腹いっぱい。
ついた先からこんな感じのウニ乗せちゃって食べちゃってみたいな丼でお腹いっぱい。
もうね、北海道のウニって味違います、本当に。参りました。
初日はラビスタ函館ベイという、某お宿予約サイトにて高評価の素敵なホテルに宿泊。
最上階の露天風呂が最高でした、お部屋にセルフ珈琲ミルが置いてあり、豆をひいて珈琲入れて…。
まぁ、それはそれはお部屋も綺麗で、寝具も最高で、ベッドも大きくて…。
非の打ち所の無いホテルとはこんなホテルなのかしらと思う一夜でした。
そして北海道の景色は全て遠景です。
なめてかかって、コンパクトサイズの車を借りて後悔。
遠くを眺めすぎて、老眼が思わず進んでしまいそうです。
写真は珍しいほどくっきりな日中の函館山からの遠景。
そして恵山、ここの道の駅で「がごめラーメン」なるものを食しました。
どうやら「がごめ昆布」というのが特産品らしいです、ネバネバが特徴です。
まぁ、ネバネバしているとなんとなく身体に良いような気がするのが「みのチルドレン」の私の持論ですが…。
料理のとろみ付けにも一役買う「がごめ」らしい。
そして八雲、「ハーベスター八雲」という素敵な場所に立寄ました、ベタに北海道な景色です。そして眼下に広がる噴火湾もベタ凪でした。そしてこんなところでケンタッキーフライドチキンを食すとは夢にも思わず…。S塚駅前にあるのと同じ製法とは思えないくらい美味しゅうございました、北海道マジックっす。
この日は大沼プリンスに泊まりました、懐かしいなぁ…。幼少期にちょっとだけ函館で暮らしたことある私ですが、小さいころによく遊びにきたなぁ。と思い出を抱きしめてホテル着直後から爆睡、気がつけば明け方。誰もいない大浴場へ。ここの露天風呂も面白かったです。寝ぼけて入ったので、ホテルの前の池と露天風呂の境目が見えず驚きました。少しずつ明ける空に白樺のシルエットが浮かび上がってなんとも幻想的。部屋に戻って自転車を借りて、早朝五時半からホテルの敷地内をサイクリング。誰も居ない幻想的な森の中、マイナスイオン祭りでした。途中、霧が濃くなり過ぎて一寸先も見えなくなり、こりゃ、攫われるな宇宙人に…と気分はモルダー捜査官、しかしすぐに目の前に美しい駒ヶ岳が広がり安堵。
この日は朝から移動、江差、松前、千代の富士と北島三郎先生の故郷を回る。
江差のかもめ島という小さな島で野外舞台を発見
なんとなく関口知宏さんの気配を感じつつ一枚。
遠くに奥尻が見えました。
そして、道中不思議なものを発見。
小高い丘のうえに鳥居のようなものを発見。
結構な急斜面を登っていくとそこに小さな神社が…
このなんとも和製ドラクエ的な雰囲気はなんだろう…
ほこらに入ると白髭の爺さんとか居そうだし。
なんだか意味ありげな剣とか貰えそうだし。
そして、そのそばに聳え立つ「北海道夜明けの塔」
なんとも宮崎駿監督的なこの雰囲気。ハウル的な、動く城的な。
でも誰もいなかった…夜明けの塔。
そんな感じで、ドラクエ的な、宮崎的な、道中を楽しみつつ
千代の富士と、北島三郎先生と、青函トンネルと、そんな感じの色々を横目に
クッキーとバターで有名な(そんな扱いで失礼)トラピスチヌ修道院へ立寄
門の隙間から見える、男性だけの厳粛な世界に少しだけ不謹慎にもBLを想像し
函館に戻って参りました。
って一日で200キロ以上走ったぞ、今日。グッジョブ、1000cc !!
そしてまぁ、夏場にしては結構珍しく、その晩は夜景が最高でした。
函館山は夏場は夜は観光バスかタクシーしか上がれないのね。
地元の定期観光バスに乗って、シャンデリアでベルベッティーナな昭和の香り漂う車中で
バスガイドさんのゆるゆるなガイドを聞きながら夜景を観に。
この日のお宿も、某お宿予約サイトにて高評価の温泉宿へ。
湯の川温泉の渚亭に泊まりました。
ここは以前も泊まった事があるのだが、とにかく「おもてなし精神」がハンパない。
駐車場に車を入れると2〜3人の従業員が走りよって来て、荷物を取りにくる。
これが外国ならグランドフロアだけでチップを30ドルくらい使うほど寄ってたかって
色んなスタッフが到着した先から至れり尽くせり色々やってくれる。
殺気立っていると言っていいほどサービス精神が旺盛で時に恐怖を感じるほどだ。
昨今、このぐらいのサービス精神がないと日本の宿泊施設は生き残れないのよね多分。
でも食事も、温泉も最高で、また次来たくなる宿であることは間違いない。
お部屋にも露天風呂完備だし、おすすめです。
最後の日は朝からシトシト雨模様。
でも雨に濡れた元町の坂道、なかなかどうして情緒深くて素敵でした。
散歩途中、気になる茶房を発見。古民家を改造したお店でいい感じでした。
店をでるときに、思わず女将に「楽しかったです」と言ってしまうほど素敵なお店でした。
なんとも流れる時間が心地よい函館。
また一年頑張って仕事して訪れたいものです。
旅はええのう、元気になります。
大容量で大自慢、大変失礼致しました。