朝比奈 慧
11月19日生まれ。
1991年宝塚音楽学校に入学。バレエ・モダン・ジャズダンス・声楽・日本舞踊・演劇・ピアノ・三味線等を学ぶ。
1993年宝塚歌劇団に……

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サタデーナイトフィーバーでフィーバー
ニューヨークでとても良い人に出会った。


親友の紹介で知り合った女性なのだが
とてもアーティスティックでう〜ん勉強になりまんなぁ…といった感じの方だ。

シングルマザーで子供を二人育て上げ、しかも女性として確立し、ブルックリンに邸を構えている。


昨日は彼女に誘われあるイベントに行ってきた。

それはそれは映画にライブにクラブだのと娯楽の玉手箱的な楽しいオールナイトベントだった。

もうどこか記憶の片隅の隅の隅の藻屑と消えそうであった映画「サタデーナイトフィーバー」が上映されていてついつい観いってしまった。

客席は若いニューヨーカーで溢れかえり、ジョン・トラボルタが一挙一動に何故か大爆笑だった…ジェネレーションギャップなのか?
日本で言えば渋谷の若者が映画のイベントで寅さん一挙一動に笑うようなものなんだろうか…私的には「それをいっちゃあおしめえよ」だし私的にはトラボルタのヘアスタイルで小爆笑、踊りで大爆笑だったのだが…。

サタデーナイトフィーバーで当時のニューヨークの街が映され、ブルックリン大橋が移され、なんだかこの街でなんだかわからないまま流されるままに参加したこのイベントで自分がニューヨークでこの映画を地元民に交じって観ているのがなんとも不思議だった。

しかも私の幼少期に我が父がテープが擦り切れるほどに車の中で聞き狂っていた「サタデーナイトフィーバー」のサントラを私も父と同じく聞き、幼な心に「ディスコミュージックっていいなぁ…」と思ってたりもした。五歳で鼻唄はビージーズの「愛はきらめきの中に」だった私だ、なんとも本当に感慨深い一時だった。

その後、久方ぶりにクラブで踊ったりもした。
彼女も久方ぶりに踊ったとのこと気がつけば大汗…やっぱり三十路すぎはダメか、否、荒木師匠は復活したぞ。

グッタリとして帰路についたのは夜も深くなった頃、そんな時間帯に地下鉄に乗って(24時間運行してるのね…地下鉄って)マンハッタンに帰るのは自殺行為なので(小心な私には)厚かましくも泊めて頂いた。

この土地に来て「おもてなし」を久しく受けてなかった私は、受けていなかった分だけの「おもてなし」を昨夜一夜で取り戻し。彼女の「おもてなし」精神に恐れ入りました。某局の田舎の某所に泊るあれよりももてなされました私。

昨日も人と沢山話し、英語で話すことが少しだけ楽しくなってきた今日この頃です。
Posted by KEI ASAHINA | 戯言 | 10:23 | - | - |
on the 白米!
ここに来てギックリ腰だ。


このところのニューヨークの突然の冷え込みと
毎日NYPDに中身を見せろと言われるほどの大きなリュックを背負っての行動が
原因なのか…はたまた愈々疲れが生じたのか…。


とりあえず日本から持参した塗り薬を塗るもののなかなかよくならず。
昨日薬局でタイガーバームの湿布を買ってみた…メイドインアジアな良薬を信じて。


昨日は親友とリトル東京でマーボー豆腐と餃子と細長くない白米を食べた…。

美味しいぃぃぃ…やっぱり日本人はオンザ白米ですよ。


その後に近くの日本風喫茶店で日本茶と抹茶トリュフなるものを頂く…。


美味しいぃぃぃ…やっぱり日本人は食後にお茶ですよ。


日常が日常でない今日この頃、まだ一ヶ月もたってないのに…こんなにも美味しく感じるなんて。


とはいえどもこちらならではの生活も楽しみつつある今日この頃です。

先日は「オペラ座の怪人」を観に行ってきました。
来月は「Wicked」と来月からの新作となんだかんだ色々観る予定。
そんでもってイーストヴィレッジあたりの実験的な小劇場も観る予定。

と自分で無理矢理予定を立てつつな感じでございやす。

ギックリしてる場合じゃないっす。


Posted by KEI ASAHINA | 戯言 | 06:29 | - | - |
娯楽
日本にいるときよりも更新頻度が多い今日この頃です。

なにもニューヨークまできて引籠りになっている訳ではなく…。
滞在しているレジデンスの部屋に全く娯楽がないからなのです…。

しかもこの建物内では禁酒ということを他の日本人から聞き修道女のような暮らしをしております。

かと言って毎夜海外ドラマのようにマンハッタンの街に繰り出すほどセレブでもなし。

というわけで夜な夜なレジデンスのロビーで異邦人に混じりながらネットサーフィンをしております。インターネット様様なのでございます。

各々イヤホンをつけネットサーフィンに興じているのですが、さっきから隣の席の異邦人がなにやら半泣き状態で大爆笑。なにを見て笑っているのかと訪ねてみると「YOU TUBEのこの動画オモロイからみてみぃ!」と訳のわからぬまま強引にイヤホンを渡される。なかなかどうして日本人監督のシュールなCGアニメだった、隣で笑い過ぎて少し可笑しなテンションの異邦人から「ね、オモロイでしょ、ねね!!」的な同意を求める熱い眼差し………。

とりあえず、日本人の得意技の「愛想笑い」でその場を凌ぐ。




Posted by KEI ASAHINA | 戯言 | 10:34 | - | - |
こちらで初めてホームパーティーなるものに参加する。

場所はブルックリンの閑静な住宅地。





映画とかドラマに出てきそうな古い街並み、流れている時間もとっても穏やか…。
マンハッタンとはまた全く別の時間が流れてて、ウィークエンドをゆっくりカフェで過ごす人々…う〜ん、素敵。
友人の紹介でとあるお宅にお邪魔したのだが、一戸が三階立てになっていて、どうやら1フロアずつ借りて住んでいるらしい。
私がお邪魔したのは三階部分のお宅。天井高っ!これはELLEとかその手の雑誌に普通に載りそうな素敵なお宅じゃないすかっ!
お宅拝見出来た嬉しさで舞上がりまくりで写真撮るのすっかり忘れたけど、なかなか味わえない素敵な時間と楽しいパーティーだった。パーティーでお寿司を頂いたのだがニューヨークの人って結構寿司が好きなのね…といっても日本で普段食べてる寿司とは全く別のものになってたけど。

寿司を食べた勢いでなんだか日本が恋しくなり、友達に帰りにイーストヴィレッジの日本人街に連れて行ってもらう。嗚呼…なんだかどこかが間違った感じの小さな日本がそこかしこに。でもなんか繁盛してる小さな日本。だいたいのものが日本での金額の倍ぐらい。私はなんだか懐かしさ(っつても一週間しか離れてないけど日本)と嬉しさ余って、生茶とサンマの蒲焼の缶詰と魚肉ソーセージとUFO焼きそばの四点をご購入。しめて日本円で約千五百円。今時、東京のKINOKUNIYAスーパーでも関西のIKARIスーパーでもそんなに高かないだろう。今朝、魚肉ソーセージを一口ずつ噛みしめ味わい頂く……なんら変わらん味。しかしま、恐らく私が美味しいものを選んで食べていないのだろうかニューヨークの飯、不味し。味とかなんとかよりも茹で系が「ちょっと茹で時間短かくね?」ってくらいの行き過ぎたアルデンテ。今日食べたインゲン豆はほぼ生…消化不良必至。で、パスタとかは逆に「もしかしてこれ昨日から茹でてあった?」ってくらいの学校給食のソフト麺状態。ねぇ…そっちをアルデンテでお願いしますよ。嗚呼、約一カ月前の北海道旅行で食べたウニ丼が烏賊素麺がトウモロコシがアイスクリームが…同じ地球上の食事とは思えない.でもそんなニューヨークで最近の私のお気に入り食事処が友達に教えてもらったWHORE FOODSというお店。スーパーマーケットとお洒落すぎるオリジン弁当が一つになったような店。結構なんでもあり、好きなものトレーに取りイートインもテイクアウトも出来る。サラダバーメニューの中にTOKYO SEAWEED SALADAというのがあり選んで食したが、どのあたりがどう東京なのか謎だ。あと続けてると肥満間違いなしだが肉体疲労時と糖尿必至の甘党逹にお勧めしたいのがユニオンスクエアにあるMAX BRENNERというチョコレート専門店。甘いけど旨い。店内はチョコの香りでいっぱいいっぱい…匂いだけ嗅いで帰ってもよし。私は今日は一杯だけホットチョコレートを飲んでみたけど…多分一杯で成人女性の一日の摂取カロリーを超した感じ。


ホントに…こちらは予期したとおりの大味天国。
サラダのセロリとか人参とか「私は馬になりたい」ってくらいそのまんまだし、固いし。
ケーキとかも不思議な色のクリームが沢山のっかってるし。魚もソースがないと話にならんくらい淡白だし。
肉はレストランから家に着くまでの帰り道ずっと噛み続けられるくらい固いし。米は細長いし。


……正直、少し痩せた今日この頃です。


Posted by KEI ASAHINA | 戯言 | 13:40 | - | - |
どちらが先にキレるかそれが問題だ
ニューヨークに来て一週間…東京での暮らしがロングロングアゴーな感じでございます。


今月中はとにかく語学・語学そしてまた語学…なんだかわからないまま様々なエンターテイメントに挑戦しても意味がないように思えてならない今日この頃。観光じゃねえ、勉強に来たんだと日々自分に鞭を打ち、ニューヨークで行商人…もとい、ニューヨークで二宮金次郎状態の私。まず、まっっっっったくと言っていいほどネイティブイングリッシュに太刀打ちできず…はい、私が身を持って証明しました、どんなに高いお金を払って勉強しても、ほとんどと言って良いほど地球外生物状態になってしまうのがオチなんです。だから、いっそのこと海をを渡ってしまうほうがいい…そして現地でこてんぱんにされ、人知れず涙で枕を濡らし、頬の涙も乾かぬうちに、紀伊國屋書店に走る私、走れ私、薪の代わりにリュックを背負って走れ金次郎…この危機感を持ちながらこっちでこつこつと勉強するのが一番。勉強orDIE。貝になっている場合じゃないのさ私。

ま、そんな感じで…。

なんか文章が早口…、嗚呼これはスペイン人の影響…いま圧倒的多数でスペイン語圏の留学生ばっかりの語学学校では至るところで弾丸トーク、関西のしゃべくり漫才も叶わないくらいの弾丸トーク。ビルのエレベーターで1Fから63Fまでノンストップノンブレスの弾丸トークみたいな感じなんです、ホントに。友人曰くスペイン語の言語速度は言葉の中で最速といっていいほどなんだとか…次に中国語、英語…ビリの方に韓国語そして日本語らしい…。だから韓国の人の英語は私でも理解できるのね、なるほど。と関心している場合でもなく来週からも続々米国に入国してくる巻舌の弾丸エスパーニャ逹に立ち向かっていかねばならぬのです。みんなパエリアみたいで(意味は不明)で良い人なんですけど…実のところはね。

あとは今日も米国在住8年の友人と話し合った結果、いざとなったら「顔筋」です。某劇団時代にガンサーとして培ったこの表情筋を最大に活かし、ロバート・デニーロを気取ってみれば大体のニューヨーカーは誤魔化せます、少なくとも米国を代表する俳優の一人であるロバート・デニーロが好きなんだなこの日本人…といった感じで敵意を抱かれずに済みます。いつか「顔筋でしゃべらナイト」的な本を執筆するかしないかまで友人との話は飛躍。いまからでもアナライズ・ミーとかみてみて、デニーロをコピーしちゃってみてみて!!

ま、そんな感じで…。


というわけでテンション少し高めなのは弾丸エスパーニャの仕業、否、この街の仕業…。
ここでは日本で培ったのは顔筋しか役にたたず、日本のモラル・価値観のまんまだと一々キレ過ぎて憤死してしまいます。


そう…イチイチ逆ギレ位が丁度いい。



なんかわからないまま歩いてたらタイムズスクエアの前に辿り着くものの、単独行動のためこんな感じでしか写真撮れず、淋しいっす。




Posted by KEI ASAHINA | 戯言 | 14:27 | - | - |
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