朝比奈 慧
11月19日生まれ。
1991年宝塚音楽学校に入学。バレエ・モダン・ジャズダンス・声楽・日本舞踊・演劇・ピアノ・三味線等を学ぶ。
1993年宝塚歌劇団に……

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トンボの夢

先日観たこの舞踏の公演が素晴らしかった。

 

舞踏の公演を観るのは今回初めてだったけど「あ、これ好きなやつ」と始まってすぐに思った。

正直、舞踏→白塗り半裸でオドロオドロしい動きみたいなイメージを持っていたけど、確かに白く塗ってはいたけど、今回、生で、しかもダンサーの息遣いや瞬き一つ一つが伝わってくるような距離で観ることで、舞踏に対してのイメージがかなり変わった。正直こんなにも集中して観た舞台って今まであったかしら、ってくらいだった。だいたいいつも舞台観てても帰りの電車の時間やら、夕飯のことやら考えちゃうから。

 

肉体にきちんと宿る魂、ヱヴァンゲリヲンでいうところのシンクロ率100パーの肉体と魂が織りなす表現それが舞踏なのね、確かに踊りを習ってて、昔から体のどこぞを呼吸を「意識して意識して」と言われて続けるも、なんぞよくわからなかったが、この意識が完全にぴったりいってる人たちの表現の気持ちよさときたらない、凄いアクロバティックな技をしなくとも、そのつま先の先の先まで意識がいった美しい動き、まさに瞑想しながら踊ってるようなその様、むだなものが一切ない、表現界の断捨離、ノームコア、嗚呼、なんと言い表したらいいかわからないが油たっぷりのエンタメでお腹いっぱいなご時世に凄く、胃にやさしい、いや脳にやさしい、そんな世界。「ガン₍顔₎サー」の私的にはあの白塗りの顔で目線ひとつ動かすことに意味を持たせる舞踏をみて、どうもすみませんでした、といった感。

 

今回はダンサーさんとハンディのある人のコラボ、ダンサーの肉体の些細な動きへの集中とハンディのある人が人前に立つことで起こる心の動きが見事なまでに融合していて、なんだか観てて涙がでてきました。私という魂が宿る肉体をもっともっと大切にしなきゃと。私はそんな気持ちで作品のメッセージを受け取ったけど、この観る人の自由でどうぞ、というスタンスの舞踏だったり、アングラだったりの舞台ってのがやっぱり好きなんだなぁ私、後ろに座っていたご婦人は終わって開口一番「よくわからなかった」と言ってたけど、よくわからなかったことも人それぞれのメッセージの受け取り方だろうし、でもよくわからないけどよくわかったような気がする世界、大好物です。

 

Posted by KEI ASAHINA | 日々 | 14:42 | - | - |